2010年4月26日月曜日

諸君、私は焼肉が好きだ

諸君、私は焼肉が好きだ
諸君、私は焼肉が好きだ
諸君、私は焼肉が大好きだ

カルビが好きだ
ロースが好きだ
ハラミが好きだ
牛タンが好きだ
ホルモンが好きだ

牛角で
叙々苑で
牛繁で
虎の穴で
自宅で

この地上に存在するありとあらゆる焼肉が大好きだ

肉がじゅうじゅうと焼ける姿が好きだ
タレにつけて頬張る瞬間など心がおどる

肉が網の上で踊る姿が好きだ
焼けた肉を全て独占した時など胸がすくような気持ちだった

焼肉初心者が肉をつつきまわすのが好きだ
恐慌状態の初心者が肉をなんどもひっくり返す様など感動すらおぼえる

敗北主義の少食者が割り勘を支払わされている様などもうたまらない
ごちそうさまを言った少食者を横目に食べまくるのは最高だ

哀れな菜食主義者共を牛角に連れていったのを
無理やり肉を食べさせた時など絶頂すら覚える

同席した人間共に肉を奪われるのが好きだ
必死に守るはずだった肉を奪われる様はとてもとても悲しいものだ

注文した肉が届かないのがが好きだ
通りがかった店員にもう一度注文を確認するのは屈辱の極みだ

諸君 私は焼肉を 地獄の様な焼肉を望んでいる
諸君 私に付き従う焼肉好きの諸君 君たちは一体何を望んでいる?
更なる焼肉を望むか 
糞の様な焼肉を望むか?
情け容赦のない焦げ網のような 鉄網炭火の限りを尽くし 三千世界の雄牛を殺す 嵐のような焼肉を望むか?


焼肉!! 焼肉!! 焼肉!!


よろしい ならば焼肉だ

だが、暗い闇の底で半世紀もの間の空腹に耐え続けて来た我々には
ただの焼肉ではもはや足りない!!
大焼肉を!! 一心不乱の大焼肉を!!

我々はわずかに小数
ファミリーレストランに比べれば物の数ではない
だが諸君は一騎当千の肉食主義者だと私は信じている
ならば我らは諸君と私で総兵力100万と1人の軍集団となる
我らを忘却の彼方へと追いやり、眠りこけている菜食主義者を叩きのめそう
髪の毛をつかんで引きずり下ろし 眼(まなこ)をあけて思い出させよう

連中に肉の焼ける匂いをを思い出させてやる
連中に脂のしたたる音を思い出させてやる
焼肉には奴らの哲学では思いもよらない価値がある事を思い出させてやる
1000人の肉食主義者の集団で 世界を牛肉で埋め尽くしてやる

目標 グリーンピース本部

第二次Ein Ochse(雄牛)作戦 状況を開始せよ

征くぞ 諸君

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